群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです

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2013年 01月 31日

2013-01投稿記録

2013年1月の投稿記録
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by gunmaotoko | 2013-01-31 23:59 | Comments(0)
2013年 01月 26日

上州弁談義

(35) 群馬県人と他国者の話から・・・

故郷は 遠くにありて 云える地で
     近くに住めば ただの居住地  
        望郷男


この記事の最後に、群馬男の記事追加あり、そちのほうがおもしれぇかもしんねぇど。    群馬男
また 書くべぇ
また 書くべ~

どっち?

群馬弁は 話題がありすぎ 〇&#▲◇※×~・・・・                                                                  他国もの

わりいんだけんど、まず大事なダメダシを一つゆっとくよ これも群馬弁

”また書くべ~”は間違い、発音としては「また書くべえ」なんだけど最後の「え」はあんまり力を入れねぇけんど、ただ伸ばすだけじゃねぇんだいのぉ、例えば昔の人の名前で、「八兵衛さん」、これを読むとき「はちべー」じゃなくって「はちべぇ」この違いわかるかなぁ、よそ者にゃわかんねぇだんべぇなぁ。


a0290852_22372384.jpg翻訳間違いありだよ【笑】


ちみくってやってちょうだい
この翻訳ミスはわかった。これはひっつむでもちみくるでもなく、東京あたりの方言?で「つねる」なんてゆぅなぁ。「だから、人みじめだからつねってやってくんない」
これじゃ翻訳になってねぇか(笑)。


 ここで、思いついた一首

 〇 方言は お国の手形と 言われても

         やはり今では 不渡り手形          群馬男

いま創った一首
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まだしたにも追加したよ。

ひとつ問題を出しておこう。

次の文章を上州弁で読みなさい。
おっかぁをつれて来ようと思ったんだけど、最初は来るようなこと言ってたんだけんど、あくつがあかぎれで痛てえっつうんで、無理に連れて来ても動けなくなるとこまるから、連れて来ねえほうがいいと思って連れて来なかった。

おっかぁ母をつれて来(き)べぇと思ったんだけどのですが、最初は来(く)るようなこと言(ゆ)っていたけれど、あくつかかとがあかぎれで痛てえっつうんでいというので、無理に連れて来(き)ても動けなくなるとこまるからいけないので、連れて来(きねえないほうがいいと思って連れて来(き)なかった。
来の字の読み方です
来(こ)ようは来(くる)べぇ、または来(き)べえ、来(き)よう、打消しは来(き)ない、または来(き)ねえ

あ~~俺もわかんなくなりそう。

実家の義理の姉さんと電話で話すと、こんな感じで懐かしい。

このばあいの”こまるから”は”もちゃぁずけだから”となります。手がかかってめんどくさいことを言う。

○○さんにパソコンおせえても(教えても)あとでわかんねぇだのなんだのってもちゃぁずけだから、おせえねほうがいい。こんな風に使います。


今でも実家へ行って 大正生まれの兄貴と話すとこんな言葉が出てくる群馬男です。
そして ふるさと群馬のことを思い出すと ふと この歌を口ずさむ。



きのうなははさぶかったぁ、静岡でもはあてまあっていた。
ここれじゃぁ、群馬のほうはまっとさびいだんべぇ。おっかさんが生きてりゃぁ、さぶかんべぇと思ってしんぺぇしるとこだけんが、もう石の下にへえっちゃったから、しんぺぇしたってはじまんねぇん。
だけど実家にゃぁ俺のおっかさんが死んだ歳とおんなじくれぇんなる兄貴夫婦がいるから、さぶいんに無理しちゃぁいねえかなんて気ぃもんでるんさ。

こねぇだ群馬のブロ友さんのきじを見たら外に雪があったんで、あっちゃぁさびいんだんべぇなぁって思っての、そん時思い出したことがあるんだ。
この言葉はもう死語になっちゃったかもしんねぇけどな。
子供のころ俺と同じ年の従妹が母親(叔母)に連れられて姉と遊びに来た時だ。
新雪が50cmも積もって雪ん中であすんでいたとき、姉が母親に「かぁちゃん、○○子はのぉ、さっきっから雪ぃへーとう食って、おれがよせっつったって聞かねぇンだよ」
母親は「○○子のばかが!、雪いこ食って、あとではらっぴりしたって知らねぇからな」
この会話の意味が分かる人いるかな。
子の叔母はわがやよりかなり山間地の農家に嫁いだのだった。

会話部分を翻訳すると

姉「おかあさん、○○子はねぇ、さっきから雪をすごくたくさん食べているよ、わたしがやめなさいって言っても聞かないの」
母「○○子はおばかさんんねぇ、雪なんか食べて、あとで下痢しても知りませんよ」

ってなことになる。
こんな言葉はあの当時のおれたちにとっちゃあ外国語に近かったいなぁ。    群馬男
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by gunmaotoko | 2013-01-26 00:00 | Comments(0)
2013年 01月 24日

竹馬の友 来る

相棒よぉ、わりいんだけど、いい話ができちゃったんで、割り込ましてもらうよ。(群馬男)

しょうがねいべ~(他国者) 変かな?

ちいっと違うんだな、それではしかたないでしょうねーーーーあっ、いげねえ、こりゃぁ標準語だったぁ。
本当はーーそれじゃぁ しょうがねえだんべぇなぁーーといいます。

だんべぇ 【笑】 ごめん 他国者

(34) 竹馬の友来る・・・


珍しく仕事をしていてら、固定電話のベルが鳴った。(電話の中ではよしの部分は私の苗字を言っています)
「RRR..............」
「ハイ、よしです」
「こちらねぇ、磯部から電話してるんですけどねぇ、よしさんのとこかな」
「はい、そうです。私がよしです」
「あぁ、よしさんかぁ、私磯部のTKだけど」
「おぉ、なんだTKかぁ、かしこまってなんだね?」
「うん、あのー、焼津ってとこはよしさんちと近くかい?」
「うん、焼津だったら隣の町だけど、なに?」
「焼津に温泉ってあるかい?」
「うん、温泉つったって、伊豆みてぇにいい温泉なんかじゃねぇけど、健康ランドみてぇなところはあるよ」
「あんねぇ、焼津グランドホテルっていう温泉らしいんだけど」
「あぁ、焼津グランドホテルなら知ってるよ、いいとこだよ」
「今度そこへ行くことんなったんだけど、よしさんとこと遠いんかい?」
「遠いつやぁ遠いけど、そんなにたまげるほどとおかぁねぇよ」」

そんな会話を要約すると・・・・

この電話をくれたTK君は同級生で、小学校当時は出席簿が生年月日順だったので、私は17日、彼は19日でいつも私の後ろにいた、彼だった。
私は帰省するといつも彼の店に立ち寄って「いそべせんべい」買ってくる。
彼は磯部簡保の宿の近くで「磯部せんべいの製造販売をしているのだ。

話の内容は、やはり同級生でYS君が運営する野菜直売所(いそべ野菜の会直売所)の出品者とその直売所の顧客の集まりである(いそべ野菜友の会)の会員の中から希望者を募っての旅行なのだそうだ。

TK君はそのちらしをFAXで送ってくれた。

そのチラシによると、静岡県の焼津グランドホテルに泊まって霊峰・富士山をいろんな角度から眺めようという旅と書いてある。
富士山を見るには最高の季節だが、はたしてその日の天候だけが問題だ。

あとは参加者の日ごろの行い次第と言えよう(笑)。

主催のYS君やTK君は同級生だが聞いてみるとほかにも同級生が大勢乗ってくるようだった。
もちろん私の知らない人も大勢いるはずだが、そんなことは同郷のよしみですぐに知り合いになれる。

途中からバスに乗り込んで一緒に旅したい気分だったが、聞いてみると、我が家に近いところに来るのは一日目のコースの最後のほうのようなので、それは諦めて、夕方ホテルで待ち合わせることにして、幹事さんに宿泊だけ一人増やしておいてもらうようにと、TK君に頼んでおいた。

来月の7~8日の予定だそうだ。

旅行に参加する人はもちろんだが私はそれ以上に楽しみだ。

この歌が歌いたくなる。


磯部音頭


煙る浅間よ
  
 妙義の峰よ

碓氷川瀬に

 灯揺れる

磯部恋しや

磯部湯の街

 恋の街







いい歌だなぁこの歌。

*************************************

a0290852_2352420.jpg他国者
磯部せんべいの店主?

これは聞き捨てならぬ 話だ!
土産は磯部せんべいだぞ 
割れせんでいいので ド~~ンと!

期待しよう!

→ こちらのページ 磯部せんべい
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by gunmaotoko | 2013-01-24 21:12 | Comments(0)
2013年 01月 20日

群馬の名物 磯部せんべい

(33)  故郷の味  磯部せんべい  




a0290852_2391697.jpg日本最古の温泉記号発祥の地 万治4年の絵図より



群馬県磯部町にある磯部温泉

注)ここでダメダシ。
今は磯部町はありません。正しくは 群馬県安中市磯部二丁目です。
このマークの石は、JR磯部駅前にあります。
もっといろいろ書いたものは、この写真のゲートをくぐって直進して左手の郵便局を左折して坂を下った、足湯の施設の近くにあります。
今は足湯になっているところで、昔は鉱泉がぼこぼこと湧き出していました。
(群馬男)

温泉マーク発祥の地と言われているが・・・
その名物に温泉せんべい 磯部せんべいなるものがある。

およそ20件ものせんべい屋さんがあるという。
普通の “鉱泉せんべい” 、温泉水(鉱泉水)を使って焼いたせんべいだ。
食べたことはある。
好みはあると思うがでも軽い歯ざわりがあとをひく
何枚食べても飽きない味でもある(と言うより、食べたら止まらない感じ)。
普通の、このようなせんべいは「瓦せんべい」などと言って、少し厚くてかたいが、この磯部せんべいは、薄い、向こうが透けて見えるほど薄く柔らかい、が硬い。
ふつうに噛めばぱりぱりとやわらかいのだが、変な食べ方をすると上あごに傷を付けるほど角は固い。
でも湿気を吸うと柔らかくへなへなになってしまう。・・・・こうなるとまずい。

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磯部せんべいの作り方・出来るまで

地中500メートルにある鉱泉(炭酸含有食塩泉)をくみ上げ(添加物を一切使わず 砂糖と小麦が原料)鉱泉に砂糖を溶かし、 小麦粉をあわせた煎餅の生地を作り常温で少し寝かせる。

各店で本数は異なるが、10本の磯部せんべいの焼き型を両面よく焼き暖める。

油の乗った磯部せんべいの焼き型が水分を弾くくらい熱くなったら、順番に煎餅生地を型に適量流しいれ、 表裏と返しながら順番に遠赤外線の火でじっくり焼き上げたものです。

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磯部せんべいのサクサク

ああ~食べたい
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by gunmaotoko | 2013-01-20 00:00 | Comments(0)
2013年 01月 19日

おいべっさま

(32) 望郷    おいべっさま


故郷では、1月20日はおいべっさまの日だ。
恵比寿さまのことを、こう呼んだ。

我が家には、真っ黒の恵比寿様と大黒様が祀られていた。

これも風習によるものだと思うが、神棚は子供には手の届かない高いところにあり、何様を祀ってあったのか知らないがいろいろな神様が祀られていたようだった。

そしてこれもそんな習わしがあるのだと思うが、恵比寿様と大黒様は低い位置の戸棚の中にに祀られていた。

一升ますを模したものと思うがそれよりもだいぶおおきな箱の中に黒光りのする、鯛を脇に抱えた恵比寿様と、米俵の上に座った大黒様がそれぞれ一体ずつ飾られていた。
ちょうどこんな形だが真っ黒だった。
       恵比寿様  
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       大黒様   
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母はこの日は、田舎料理の煮しめを作り。普段は麦飯だがこの日は白米の飯を炊き、大きな漆塗りの器に、手を濡らしてご飯を押さえつけて山盛りに盛り付けたものを一対つくり、恵比寿様と大黒様に供えた。
その時、「おかしらつき」と言って魚を供えたが、それは鯛ではなかった。本当は鯛を供えたかったのだと思うが、当時群馬の田舎で鯛など簡単には手に入らなかったと思う。

この日は、それが何を意味する神様で何のための祝い事かも知らずに、白米のご飯を食べ、煮しめのおかずもあってご機嫌だったことを覚えている。

余談
子供のころ、二者択一を迫られて困ったときこんなことをして決めた。
二つを交互に指さしながら
「えびすだいこくどっちがよかんべぇ、あぁでもこうでもこっちがよかんべ」
最後に指が行った方に決めたのだった。


恵比寿様とは
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by gunmaotoko | 2013-01-19 00:00 | Comments(0)
2013年 01月 13日

群馬の名物 焼きまんじゅう

(31) 焼きまんじゅう と ヤキモチ


群馬名物「焼きまんじゅう」

テレビで、みたらし団子みたいなでも大きくて、とてもおいしそうなものを見ました。

あれはなんだろう?どこの名物なんだろう?
群馬名物の焼きまんじゅうでした。

食べてみたいと言ったら 群馬男はおいしいもんではないと言いました

a0290852_1956749.jpgネットで検索したら、焼きまんじゅうは、サクサクとふわふわでいくらでも食べられます!
いったいどんな味なのだろう。

高崎新聞 → 参考に

これ読んだら ますます 食べたくなった!




この記事を読んで、群馬男の反論
焼きまんじゅうなるものの知識のない私にはこの件に関して、コメントする立場にないかもしれなっけれども、やっぱり、黙っちゃぁいらんねぇから書きます。

高崎新聞の資料を読むと、これじゃまるっきりおれは群馬県人じゃァねえんみちょうなことンなちゃうけど、そりゃ納得できねぇな
おりゃぁ3年間高崎の学校い通ったけど焼きまんじゅうなんちゅうもなぁ知らなかった。

もう何年もめぇに、高崎の義理の弟が送ってくれたことがあった。そん時も「へぇー、群馬の名物としてこんなもんがあるだぁー」と思いながらごちそうになったが、正直うめぇとは思わなかった。
弟に言い訳をするわけじゃねぇけど、作ってからいちんち経っているからつべたくなっていたし固くなっていたんだから、やきたてみちょうにうんめぇはずはねぇけどな。でも電子レンジでチンしたりして、みんな食っちゃったけど。
とにかく、それが、焼きまんじゅうが俺の口にへぇった最初で最後だった。

 ヤキモチ

ヤキモチっつっても男女関係の嫉妬とか、そんなんじゃねぇ、れっきとした副食品だ。

(ここからは共通語で書きます)

高崎新聞の記事の中でも触れていたが、私の家ではヤキモチをよく焼いた。

その作り方は、モチと言ってももち米は使わず、やはり小麦粉で作る、
小麦粉に、味付けに少量の味噌を入れて、実家近くの温泉街の真ん中に湧出する鉱泉でこねる。
こういったものをこねるときの堅さとしてよく「みみたぶくらいのかたさ」なんて表現するが、これの場合は、耳たぶよりも少し硬いくらいがよい。
これをよくこねて、小麦粉をまぶしながら、直径5~6cm位の塊りにちぎる。
それを、両手の指を駆使して10~15mmくらいの厚さに広げるとその直径は10cm前後になる。
これがヤキモチの生地だ。

それをレンガみたいな色の素焼きのほうろくという調理器具を囲炉裏の火にかけて焼く。焦げないように裏返しながら焼いて、表面が固くなったところで、その焼いている下の火の周囲の熱い灰の中に潜らせ、上から熱い灰をかけて、焼く。
焦げないように気を付けながら5分もいれておくと、表面が固く、中はスポンジ状に膨らんだヤキモチの出来上がりだ。
ポンポンと灰をたたいて、やけどしないように食う。
大した味はないが、これをたくさん焼いて、田畑で仕事をしているところに持って行って、街でいう3時のおやつ、うちの方では「おこじはん」といったが、みんなで食べた。
(静岡では、これを「こじょうはん」なんていうようだ)

また、近所の家に、大工さんが入っていたりする時「今日のおこじはんはうちで作らしてください」などと申し出て、このやきもちを四つ切にして、すりごま、砂糖、醤油などの調味料をまぶして、お茶菓子風にして届けたこともあった。

 饅頭

そのほかに、小麦粉料理で時々作られたのが、饅頭で、温泉街に行くと売られているおんせんまんじゅうの、もっと素朴なものだ。

やはり、小麦粉を鉱泉水でこねて、この場合は耳たぶくらいかな、ヤキモチよりも少し柔らかくこねる。
あらかじめ焚いて味付けしておいた小豆の餡を包んでせいろで蒸す。
これは十五夜の日などは必ず作った。
佐藤が手に入らなかったころは、、うちの畑で、一番甘いサツマイモを掘ってきて、これを餡にしたこともあったが、これはあまりうまくはなかった記憶がある。(工夫してくれたおっかさん、ごめんなさい)
これも掌で伸ばして包むのだが、伸ばすときに、なるべく丸く、そして外側ほど薄くなるようにするのがコツだ、
真ん中を薄くすると、あんこが二階に入っているような饅頭ができる。

ヤキモチも、饅頭も後に重曹が手に入るようになると鉱泉は使わず、重曹を入れて膨らし粉がわりしていた。

うちでは焼きまんじゅうは作らなかった。    (群馬男 記憶の食旅)
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by gunmaotoko | 2013-01-13 19:38 | Comments(0)
2013年 01月 08日

とりおいの行事

 (30) 鳥追い(とりおい)


もうすぐ小正月。
(この記事は古い話なので、参考になる画像がありません。また、文章は私の知ってる限りの群馬弁で書きました。今は、このような言葉をを使っている人を探すのは大変なくらい希少な言葉です。)

おれんちのほうの田舎に、小正月の子供の行事として「とりおい」つうんがあったっけなぁ。

こりゃぁ何のための行事かっつうと。
秋んなって稲が実ると雀が来てそれを食い荒らしちまうんだ。
まだ田植えもしねぇうちっから、この村い雀が村ぃへえっきねぇようにするおまじねぇっつうか、お祈りみちょうなもんなんだいのぉ。

どんなふうにするかっつうとな、

 <有資格者

小学校3年生から、中学二年までの、この集落の男の子が集まってやるんだ。
これが、どうしてこの学年に区切りがあるかっつうと、戦争中まぢゃぁ尋常小学校が6年その上に高等科つうんが2年あったんだ。
そんで、その子供らがやったんだけぇが、冬の夜の行事だし、1年と2年はさぶくって泣いたるするともちゃあずけだから、仲間にえれなかったんみちょうだ、そんで、上は高等2年で学校卒業しっちゃうから、その上はもうへえれねぇ。それが戦後6・3・3・4制んなって中学2年生までっつう区切りんなったんだんべぇとおもうんだいのぉ。

 <準備

正月の13日んなると、学校がおえるとみんな向山の近くの俺んちの田圃に集まってのぉ、だけどなんで俺んちの田圃かっつうと、ちょうどいいとこに俺んちの田圃があったし、そこのたんぼは山の近くで日当たりも悪りいし、どうせ、冬は何にも作らねぇで空いていたから貸してやったのさ。ボランテアってやつか。
でも一番先輩格のやつがうちぃ「田圃を貸してもらいます」っつって挨拶に来たぜ。
うちはもう承知しているから「あぁいいよ、火にきぃつけてな」っつって快諾してたんさぁ。
そこで準備を始めたっつうわけだ。

そんで、そのたんぼでなにしたかっつうと。
この年に初めてへぇってきた三年生は「しんこう」っつって一番下っ端だ
そのしんこうとその上の4年は山えへえって、杉の落ち葉ぁ拾い集めてきてな、おれんちのたんぼのまんなかえ山にするんだ。
その上のやつらは、集落のうちぃ回って、神棚に飾ってあったお札や古い達磨をもらい集めてくる。
集落のひたぁ、みんなそれを承知してるもんだから、達磨もお札もぶちゃらねぇでとっといてくれるんだ。

その上のやつらは、もらってきただるまと家から持ったきた米俵のふた(さんだわらって言う)とみかんと、どこかのうちから借りてきた唐草模様のいったんぶるしき(一反風呂敷)ぃ使って、獅子頭ぁつくる。
それから、子供が被るんにちょうどいいでっかさの達磨のけつとめだまぁくり抜いて、かぶってめぇがめえるようにする。
ほかに、藁を15センチくれえの束にして米俵みちょうに作って長い縄の紐を縛り付けとく。
集めてきた古りぃ札で、ごへぇみちょうにきってその俵にうんとくっつけとくんだ。
こんなお札なんかぁ終わるごろにゃぁ何にもなくなっちまう。
それから、山から竹ぇきってきて、竹ぼうきみちょうに作る。
集落に直径50cmくれぇの太鼓がひとつあった。
そりゃぁ上級生の体のでっけぇやっつがふたぁりで担ぐようにした。

さぁこれで準備は出来た。

 <キャスティング

そんつぎゃぁ、キャスティングだ。

全部中学三年の親方が決めるんだ。

まず、しんこうは草履番、玄関の上りはな(上り框)から上がる役の一人にひとりっつ草履番が付く。
座敷に上がってけぇるとき、はきもんがわかんなくなっちゃうから、一人に人りっつ草履番がつくんだ。
その上のやつは、竹の帚みちょうなやつを持つ役だ、「はっこめしょ」っつうんだ。
その上は、「せんたーらまんたーら」。
その上は、だるまだ。これに草履番が付く。
その上が、獅子だ。獅子にゃぁ二人へえる。これにも草履番が付く。
それで、一番上級生はうちんなかいはへえらねぇで、外でたいこをはたいて賑やかしてる。

上級生の中で信頼できる奴が、きんちゃく袋を持って、集金係だ。

その役割が決まると、と親方が「そんじゃみんなうちぃけぇって夕飯食ってこい、遅れねぇで集まれよ」っつって、ひとまず食事解散つうことんなる。
全部終わるんは11時過ぎんなるから、飯ぃ先ぃ食っとかねぇと、途中にゃ食う時ゃねぇから。

 <出発

子供らはうちいけえって飯ぃ食って、時間に遅れねぇように戻ってくるんだ。

みんな集まると親方が、集めてあった杉の落ち葉の山に準備の時ぃ使った残りのお札だの藁を一緒にくべて、火ぃつける。
みんなでその火にあたって、体ぁあっためて燃え終わるとみんなでへぇをふんづけて火ぃ消すんだ。
中にゃぁ、しょんべんひっかける奴もいる。そうすると、ほかのやつが「お札がへぇってるんだからしょんべんなんかひっかけると罰があたるど」ってゆうと、ほかの知恵のあるやつが「神様はさっきのけぶりと一緒に天に登っちゃったから、もうここにゃぁいねぇや、ただのめぇだけだからだいじょぶだ」
みんなはそれを信じて一斉に放水(放尿)消火だ。

火がけえたんを確認して、出発だ。先頭に上級生が一人先導役について、あとは、しんこうから順々に並ぶんだ。
せめぇ畦道みちょうな道をみんなででけぇ声をあげて、太鼓に合わせて・・

「とーりおいだとりおいだ じんどこどんのとりおいだぁ」とうたいながら、俺んちを目指してくるんだ。

なんでおれんちかっつうと、俺んちがこの集落の一番かみ(西)にあったから、おれんちから始めたんだっつうはなしだった。

だけどそのめぇに、俺んちのめぇの川に架かる橋の向こうぃ行って、みんなで鳥を追い出すしぐさをするんだ。
太鼓にあわして、でけえこえで「しぃぃぃしぃぃぃ」親方が「いいど」って言うまでやってる。
集落に出入りするでっけぇみちで何回もおんなじことをやって、鳥を追い出すんだ。
それから、いよいよ俺んちの庭にへぇる。

 <さて本番

そんときゃぁ太鼓もはたかねぇで静かに玄関めえまで行って、先導の親方が一気に玄関を開ける。
玄関のせめぇうちじゃぁ大変さぁ。
そんとき急にたいこもはたき始める。

どーんどどんどん どどどんどん どんどこどんどん どこどんどん!

まず獅子頭。が座敷ぃ上がって、うちの人のあたまぁ噛む格好をするんだ。

大人は笑ってるけど、小っちぇぇ子供らはおっかながって泣きながら逃げまある。
そん次に達磨をかぶったふたぁりがあがってうちの人のめぇにちゃんとおっつくべぇして「明けましておめでとうございます」と挨拶する。
そん時土間のほうじゃぁ、藁を束ねた俵を座敷に向かってほん投げながら「せんたぁら、まんたぁら]ってゆうんだ、わらの埃が出たって、ごみが落ちたって、くっつけたお札が落ちたってもかまわねぇ。
お札が落ちるとうちの人は嬉しがるんだ。
俵に縛り付けてある縄をたぐり寄せちゃぁまたほん投げる、何回もくりけぇすんだ。
そんでそんとき、玄関の外じゃぁ、竹の帚ぃもったものが「はっこめはっこめはっこめしょ、金銀サンゴではっこめしょ」ってゆいながら、玄関からうちんなけぇはきこむまねぇするんだ。
うちの人がご祝儀のへぇったお包みを獅子のひとに渡すと、獅子がもどってくる。
そうするとみんなもよして外ぃ出るんだ。
これで一軒分がおわりだ、そんなことを50軒もやるんだ。
全部終えると11時ごろんなる。
そのあとまっくらな道を今まで使っていた道具を、さっきの火を燃したとこの近くの山んなかぃぶちゃりにいぐんだ。これがおっかねぇ。だって真っ暗だし、近くにお墓もあるんだもの。みんな逃げるようにしてけぇってくる。

 <配当

集落でも、公会堂(集落の集会場)を開放してくれて、そけぇ集まって、親方たちがもらった金の計算んしているあいだ待ってるんだ。
最後に、合計の中から、親方がいくら、次がいくらと学年の順に決めて(全部親方が決めるんだ)配って、それで全部終わるんだ。
要するに子供らはそれが目的で参加するんだけどな。

それで鳥追いの行事は終わりだ。
今はそれをやっているのかどうかも私は知らない。

我が故郷の現在の様子。中央の鉄塔の根元のあたりが、子供たちの集合した場所、我が家の庭からの画像
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他国者

鳥追い?
鳥を負うこと?ネット検索してみた・

群馬県 群馬県吾妻郡 中之条町に「鳥追い祭」というのがある。

鳥追い祭は、田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀(米・麦・あわ・きび・豆)やその他の作物の豊かな実り・町内厄除・家内安全を願って始められたといわれています。、400年以上の伝統があります
毎年1月14日には、伊勢宮での神事の後に町中を練り歩き、『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土(とっと)の鳥を追いもうせ、セッセッセ、サーラバよって追いもうせ』の掛声とともに太鼓をたたきます。
厄年の人や商店等から厄落としや商売繁盛を祈ってみかん投げも行われています。

は「案山子」が農家のもう一人の働き手だったくらいに、雀にはなやまされてきたようです。
だからその憎き雀を追い出すための行事は日本中の農村のあちこちに形こそ違うものの残っているようです。
a0290852_21363817.jpgこのような祭りの姿を子供たちはまねて遊びに取り入れたのだろうか?

その起源はしりません。私たちはただお小遣いが欲しくてやったようなものでしたから。
ただこんなことを聞いた覚えがある。
この集落にこの行事を取り入れたのは次郎さんという人だそうだ。
この記事の中にも書いたが、「とーりおいだとりおいだ じんどこどんのとりおいだ」この中でじんどこどんはじろうどんのとりおいだがなまったものだそうです。


おそらく最近の子供たちは、
「群馬の男」が幼い頃の思い出にあるような
「とりおい」はしていないでしょう。
もうだいぶ前ですが、そのころには男子だけではメンバーがたりないのと、「男女共同参画」とやらで女の子も参加したやっているなんて聞きましたよ。中之条町 → HP

群馬弁は 〇&#▲◇※×~・・・・

しかし、じぶんでよんでみてもずいぶん長ったらしい記事だね。
これを読んで、その上でコメントまでくれたma-tyanさんと、夢民さん、本当に有難うございました。

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by gunmaotoko | 2013-01-08 22:03 | Comments(3)
2013年 01月 03日

だるま市

(29) 七転び八起き(ななころびやおき)のだるま


少林山七草大祭だるま市

a0290852_2156345.jpg

1月6日(日)7日(月)

小林寺 → HP

通称「少林山のだるま市」とも呼ばれる正月恒例の市が開催されます。
例年1月6日の夜から7日の未明にかけて行われる日本最大のだるま市。高崎だるまの眉は鶴、髭は亀をあらわし、縁起の良い顔が特徴。
毎年約20万人もの人が、家内安全・商売繁盛などを祈願
福だるまを買い求める参拝客や、売り手の威勢のよい掛け声で賑わいます。
今から200年程前、天明のききんの後の農民救済のため、九代東嶽和尚が
張り子だるまを作らせて七草大祭に売り出したことが始まりと
いわれています。

a0290852_22265663.jpg高崎だるまとは・・・こちら

眉毛は鶴、鼻から口ヒゲは亀
縁起の良い二つの動物をお顔に表現した高崎だるま

公共交通: JR群馬八幡駅から徒歩20分 1.4km

アクセス → 詳細

群馬男
松林山だるま市と言えばこんな思い出がある
あれは私が、高校生の頃だった。
そのころすでに祖母は痴呆が進んで、大勢いる孫のことなど気にも止めていなかった。
だから誰がどこ学校へ通っているかなどはわからないだろうと思っていた。
そして、少林山の日、100mあまり離れた県道を普段よりも多い人が街に向かって歩いていたのを見た祖母は、近くにいた私に「今日はずいぶん人が通るけどなんだんべぇなぁ」と話しかけた。
私は、「今日は少林山の日だから、少林山に行く人だんべぇ」と真面目に答えた。
すると祖母は「そうかぁ、道理で人通りが多いと思った。おめぇも行ってくりゃぁいい、どうせ汽車賃はただだんべぇ」・・・・・・・・・。
この言葉には驚いた。
「おばあさん、おれが高崎ぃ通ってるっツウことよく知ってるのぉ」
「そりゃぁ、知ってるさぁ孫のことだものちゃんと知ってらぁやぁ」。
もう呆けてしまって、何にもわからないと思っていたおばあさんから、そんな言葉を聞こうとは思わなかった。
嬉しいような驚きだったことを今でも鮮明に覚えている。

寒い、曇り空の日の午前中、家の庭で遠くの県道を眺めながらであった。

その祖母は私が社会人になって3年ほどして他界した。
小学校の入学式についてきてくれた祖母であった。
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このガードレールが県道、右に行くと隣村があった。駅は左へ1km位。


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だるまを買ったら・・・願いを込めて
決して 欲張ってはいけません。

福達磨は、別名願かけ達磨ともいわれ、思い思いの願いをこめて、
達磨に目を入れるならわしです。
単なる置物、民芸品にとどまらず、人生のあらゆる節目に活用できるシンボルとして大きな役割をもっています。

まず、日のよい日(大安・友引・先勝)に、達磨の左目(向かって右)に墨を入れ祈願をかけ、
神棚または床の間に、お祀り下さい。
そして満願成就のあかつきにもう一方の目に墨を入れ開眼させてください。
一年間お祀りした、達磨は、神社・仏閣等でお焚き上げ供養して下さい。

 商売繁盛 家内安全 交通安全 合格祈願
 学業成就 無病息災 豊年万作 開運長命
 火難調伏 立身出世 安産祈願 当選祈願


高崎だるまの生産工程をご覧いただけます



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by gunmaotoko | 2013-01-03 00:00 | Comments(0)
2013年 01月 02日

群馬のお正月

(28) 群馬のお正月


a0290852_7141745.jpg群馬のお雑煮 
きっと 下仁田ねぎとこんにゃくが入っているのだろうな


群馬男
なんぼ群馬だからって、お雑煮にこんにゃくがへぇるわけねぇじゃねぇか。下仁田じゃぁどうだかしらねぇけどさ。
もしもそんなもんがへぇるんだたら、静岡のおぞうににゃぁお茶とミカンがへぇることになるだんべぇや」



群馬のお正月が知りたい

こんにゃくだなんてゆうやつにゃ群馬のお正月なんかおせえてやらねぇ!!。
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by gunmaotoko | 2013-01-02 00:00 | Comments(0)
2013年 01月 01日

あけまして おめでとう ございます

(27) 2013年新年  

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どちらさんもおひけぇなすって。

  早速おひけぇなすって下さいまして有難うさんにござんす。


手前生国と発しますは関東です、関東関東と申しましてもいささか広うござんす。
関東は北のはずれ上州にござんす、
上州と申しましてもこれまたいささか広うござんすが、
プライバシーてなものもござんすのでそれ以上はご勘弁願いとうござんす。
その後世間の風にもまれながら、流れ流れて只今は駿河の国に住み着きましてござんす。
そして、只今はしがねぇ市民として、こちら駿河の国に骨を埋めるつもりで遠く故郷の上州を思い出しながら暮らしておりますれば、以後宜しうお見知りおきの程おたの申します。

今じゃァブログなど書きながら・・・故郷の懐かしい思い出に浸っておるところでござんす。


a0290852_7251110.jpg故郷の 山に向かえば  こころ鎮む

    故郷の山は  ありがたきかな


今年も よろしく !!!

わが故郷は 群馬なり
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by gunmaotoko | 2013-01-01 00:01 | Comments(0)


群馬で生まれ群馬で育った男のブログ 今は故郷を離れ遠くの町から  こよなく群馬を愛する男と、群馬を全く知らないひととのブログです。


by gunmaotoko

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