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群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです

2018年 10月 22日 ( 1 )

2018年 10月 22日

桑の実、蚕 何と呼ぶ?

(1029)群馬県立女子大生が方言調査 富岡



群馬県立女子大の学生らが21日、富岡市中心部の銀座まちなか交流館で、近くの富岡製糸場への来場者などを対象に「蚕」と「桑の実」を表す方言について調査した。
このあと、11月11日にも調査を実施し、「養蚕ことば方言マップ」としてまとめる。


調査の様子
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富岡製糸場の近くで「言葉の調査をしています」と学生たちが声を掛けると観光客らが次々と足を止め、調査に応じていた。

名古屋市から訪れた尾宮善吉さん(69)は「蚕も桑の実も、言い方はそのままだね」と気さくに話していた。


群馬男

俺なんか子供のころは、春蚕(はるご=5月初めに飼い始める)が大桑(まゆを作る直前の蚕の食欲が最高のころ)になる前、丁度桑の実が熟すころだった。

子どもらは学校から帰ると、「おい、ドドメぇ食いぃ行くべぇや」っつって連れ立って畑ぇ飛び出して行ったもんさぁ。

おれんちのほうじゃぁ桑の実は「ドドメ」っつった。
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写真の中の白い実と赤い実は食えない。

この「ドドメ」っつうのは、北は新潟県の一部から群馬・栃木・埼玉・東京・神奈川のあたりの方言だったようだ。
こう見ると新潟・栃木は別として、絹を横浜港に運んだ国鉄八高線のルートに沿って使われた方言のような気がする。

他の地方もいろいろな呼び方をしたようだ。ここを参考に


ドドメの中に黒ドドメと、水晶ドドメがあった。黒ドドメは真っ黒に熟したドドメでそれを食うと口の周りが赤黒くなる、これはただ甘い。
もう一つの水晶ドドメは、その名の通り薄い紫の半透明の上品なドドメだ。食うとすこーし酸味があり味も上品だった。口も汚れねぇ。
水晶ドドメの木をめっけると、人に食われねぇようにそぉっと独り占めしたもんさ。


一番まずいんは、カメムシの食い残したやつだ、あれを口に入れると口ん中じゅうが臭くなる。クチン中にあったのを全部吐き出してもまだ口の中が臭かった。

何年か前に、群馬県高山村の何とかいう城跡に行ったらそこにでっかい桑の木があって、ドドメが成っていたけど、虫が食い荒らした後だってので、食う気にもならなかった。


蚕の呼び方はよく知らねぇ、っつうか、うちで使ってた呼び名は、おっ母さんだけは「おこさま」っていってたなぁ、あとはみんな「おかいこ」って言ってた、よくテレビのドラマなんかで「おかいこさん」なんつうけどあの呼び方は聞いたことがなかった。


他国者

蚕の本物を見たこともない他国者です。
桑の実、蚕 何と呼ぶ? 

桑の実 蚕ですね!

どどめ このユニークなことばの語源は、明らかになっていませが
解釈に、「土+留め」とする説があります。空っ風の吹く群馬県では、田畑の周りに桑を植えて、風で土が吹き飛ばされないようにしたからだというのです。興味深い説ではありますが定かではありません。


a0290852_23211763.jpgどどめ色 どのような色かわかりますか?
多分 このような色?

あまりいい色のイメージはないようです。


群馬男

熟したどどめの色は、ほとんど真っ黒です。
こんな色ではなかったなぁ。でも中の汁が付くと赤くなった。
それと畑の周りに植えた桑の木のことを、「周り桑=まわりぐわ」って言いました。これは隣の畑との境界を知るのに都合がよかったです。境界よりも一尺ほど内側に植えて隣の畑もそうしたので両方の桑の木の間は二尺(60センチ)くらい空いていて、たとえばサツマイモの蔓なんかはそれを超えないようにお互いに気を配ったものでした。非農家の人にはわかんねぇだんべぇなぁ。







by gunmaotoko | 2018-10-22 22:14 | Comments(0)


群馬で生まれ群馬で育った男のブログ 今は故郷を離れ遠くの町から  こよなく群馬を愛する男と、群馬を全く知らないひととのブログです。


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