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群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2018年 12月 21日

頼朝の衣かけ石か・・・八ッ場ダム工事現場


(1059)ヤンバダム工事現場近くで発見

 国が2019年度末の完成に向けて工事を進める八ツ場ダム建設現場の群馬県長野原町川原湯地区で、推定約35トンの巨石が掘り出された。見つかった場所は、かつて温泉街の共同浴場「王湯」があった場所のすぐそば。温泉の由来として地元で語り継がれてきた源頼朝ゆかりの「衣掛け石」では――。地元ではそんな声が上がっている。
写真では大きさが解りずらいが推定35トン、高さは2.6m、周囲は10mもある巨石だ。

国土交通省八ッ場ダム工事事務所によると、公園の工事中に地中から見つかったこの石は、頼朝のころもかけ石ではないかという話もあったので、10月中旬に地元住民を招いて見学会を催し、その後再び埋め戻してしまったようだ。

地元「長野原町誌」などによると、川湯温泉は1193年に源頼朝が開いたという伝承があり、その中に、「頼朝が湯につかった際に脱いだ衣をかけておいたと言われる巨石が、以前の共同浴場”王湯”の前にあったが、1930年に道路拡幅工事のために地中に埋められた」と記されている。
写真は今度見つかった巨石
頼朝の衣かけ石か・・・八ッ場ダム工事現場_a0290852_1335961.gif
その1930年に道路工事で埋められた頼朝の衣かけ石と思しき巨石が、今年10月に、公園工事の現場から90年ぶりに掘り出されたという話だ。
この巨石が頼朝の衣かけ石ではないかという話に、国土交通省八ッ場ダム工事事務所では去る10月中旬に地元住民を招いて見学会を開いて、その後葉再び埋め戻してしまったそうだ。



他国者

以前の”頼朝の衣かけ石は、共同浴場の”王湯”の近くにあったということから、新しくできた”共同浴場王湯会館”には衣掛石のレプリカが作られ 源頼朝のゆかりを表す笹竜胆(ささりんどう)の紋所が出迎える玄関脇に据えられています。

「衣掛け石」のレプリカ
頼朝の衣かけ石か・・・八ッ場ダム工事現場_a0290852_143127.jpg
そして90年ぶりに日の目を見た本物の衣かけ石と思しき巨石は再び地中に埋められて、この次は、いつの日に日の目を見ることになるのだろうか。
埋められたところが湖底になるところではなかったようなので、いつの日か掘り出してもらうことを夢に見ながら静かに地中に眠ることになりそうだ。




by gunmaotoko | 2018-12-21 21:21 | Comments(0)
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