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群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2018年 05月 10日

歩いて跨げる三県境

(947)きれいに整備出来ました


上毛かるたに「鶴舞う形の群馬県」とあるが、その鶴のくちばしの先っちょの話題です。

この話題の始まりのころこのブログでも取り上げました。「その時の話はここをクリックするとみられます。あれから、二回ほどその後の経過をブログに載せてきました。

以前はこんなでした。
歩いて跨げる三県境_a0290852_22545341.jpg


最初は細いコンクリートの杭が細い用水路の中に一本あるだけであとは手書きの看板だけでした。

それが、国内でも珍しい、平地にある三県境ということで話題になって、大きなステンレスの境界の杭が設置されて、関係するさん市町の首長さんが記念写真を撮ったのでした。

板倉町・栃木市・加須市が共同で整備した遊歩道が完成しました。

 群馬県・栃木県、埼玉県の県境は、歩いて行ける三県境として全国でも珍しく注目も高まっていることから、栃木市、加須市と共同で遊歩道の整備をしました。全国に40カ所以上あると言われている三県境の中でも唯一平地に存在し、歩いて三歩で回れる三県境はここだけです。新しく整備された三県境へ、ぜひ足をお運びください。

昔はこの看板だけだったのが
歩いて跨げる三県境_a0290852_22385582.jpg


こんなにきれいに整備されました。
歩いて跨げる三県境_a0290852_22355081.jpg


近くにちょっとした休憩所
歩いて跨げる三県境_a0290852_22364315.jpg


ここ群馬県板倉町、栃木県栃木市、埼玉県加須市の三県境は、全国で唯一といえる歩いて行ける平地に存在しています。

 以前の渡良瀬川は現在の栃木市と板倉町の行政界を流れ、その一部の河道は曲がりくねっていて「海老瀬の七曲がり」と呼ばれ、洪水の際に幾度も破堤していました。そのため、明治43年から着手された渡良瀬川の改修工事のなかで、その河道を現在の渡良瀬川の河道に変える工事が行われ、大正7年に通水しました。これにより「海老瀬の七曲がり」と呼ばれた河道は廃川となりました。                                               また、現在の加須市と板倉町の行政界を流れ、渡良瀬川の「海老瀬の七曲がり」に合流していた谷田川も、渡良瀬川の改修工事と併せ一部河道を変えることとなりました。

 これにより県境となっていた渡良瀬川の海老瀬七曲がりと谷田川の合流箇所は廃川となり、その後、渡良瀬遊水地の造成工事により発生した土砂で埋め立てられ、周辺は耕作地の整備が行われ、現在の平地にある「歩いて行ける三県境」となりました。


群馬男

始めのころは、このまんまで見物人がうんと来たら畔の土ぃ崩されて用水路もふさがっちゃうんじゃねぇかと、心配したもんだったけど、こんな風に整備されたらその心配もなくなるだんべぇな。
三県境で有名なんは、山梨、埼玉、長野すなわち、甲斐、武蔵、信濃の国境にある甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)だ、だけどここは2400mもある山のてっぺんだ。、平地は珍しいんだいなぁ。

他国者

三県境についてはこの群馬ブログでも取り上げました。 → このようにきれいに整備されたのですね。

3県境は全国に40カ所ほどありますが、ほとんどが山や川の中にあり、「平地にあるのはこの場所だけ」とのことです。

全国の三県境

3歩で埼玉・群馬・栃木を制覇
行ってみませんか?



by gunmaotoko | 2018-05-10 20:05 | Comments(0)
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群馬で生まれ群馬で育った男のブログ 今は故郷を離れ遠くの町から  こよなく群馬を愛する男と、群馬を全く知らないひととのブログです。


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