群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2015年 02月 02日

節分と雷

(368)節分と雷は鬼繋がり


最近の節分は豆まきよりも、恵方巻きの方が人気があるみてぇだけど、昔っから冬の終わりの節分にゃぁ豆ぇまいて鬼(邪気)を払うのがしきたりになっていた。

ところで、その節分に煎った大豆を播いて、その残った豆はどうした?。
煎ってあるから煮物にもならねぇし、粉に挽いたら黄粉になるか。

a0290852_21143915.jpg昔俺の実家じゃぁ、大豆を一升くれぇ煎った。
レンガみてぇなほうろくでちっとっつ何回にも分けて煎ったっけ。


それを一升枡に入れて、それを持って、おじいさんがやった。

おにはーそと ふくはーうち・・・っつってなぁ。

あっちこっち播いた。家の中、から便所、牛小屋、馬小屋にも蒔いた。

そして残ったまめはどうしたか。
うちに石臼はあったけど、黄粉にはしなかった。

お茶筒のでっけぇのに入れて、神棚ぃ上げといた。

a0290852_2131776.gifそれをどうするかっつうと

真夏んなって、雷が鳴ると、雷除けに、その豆を、歳の数だけ食うんだ。
それが雷除けのおまじないだっつう事さ。

有る時、俺がまだ学校に上がる前だけど、・・・
ものすげぇ雷雨になった。

神棚から豆の入った缶を下して、真面目に数を数えて食い始めた。

いつも俺をかわいがってくれたひぃおばあさんはもう80過ぎだったと思う。

やっぱり歳の数だけ分け前があったようだったけど
「わしゃ、こんなにたんともらったって、とっても食えねぇからにしが食え」っつって俺にくれた。
「おれだってすんなに食えねぇよ、豆は硬てぇんだもの」
「それじゃぁ誰かにくれろ。ぶちゃぁるんじゃぇねぇよ、神様の豆だから」

雷がピカピカ、ゴロゴロやってる中でのおばあさんとのやり取りだった

これが、俺が子供のころの節分に残った豆の”使い道”っつうか、行方だった。

群馬は雷が多かったし、俺んちは大人数だったから、秋んならねぇうちに、豆の方が終わっちゃった。

多国者

久しぶりの群馬男の上州弁です。

「それじゃぁ誰かにくれろ。ぶちゃぁるんじゃぇねぇよ、神様のまめだから」
翻訳{それなら誰かにあげなさい、捨てるんではないですよ、神様の豆なのですから」

ぶちゃぁるんじゃぇねぇよ これは豆はあるのですか?ないのですか?

だから捨てるんじゃねぇよっつうんだから、まだまめはあるんさぁ、ねえもなぁ捨てらんねぇだんべぇやぁ。

群馬男

ここで久しぶりに
a0290852_21244197.jpg
上州弁で「ぶちゃぁる」っつうんは、おれのかんげぇでは、語源は、”やる”=遣るという言葉、国語辞典によると、ほかの場所に移す意味で、”ぶち”は強調語、「ぶちやる」から来た言葉だと思う。
放り出すようにして捨てる。投げ捨てるっつったらわかりいいかな。そんな意味です。
標準語に翻訳すると捨てると言う意味です。
例えば
「あんなにぶちゃぁるなっつったんに、ぶちゃぁっちゃった」なんて言う言葉もある.
これは「あれほど捨てるなと言ったのに捨ててしまった」と言う意味。
もっと力が入ると
「あんなもの気に入らねぇからおぶちゃっちゃった」なんてことになる。
こんな言い方を大人の人が使っているんを聞いたことが有ったが、投げ捨てたような意味だと思う

以上群馬男               



・・・・・・・・・・・・・・・

ここで記事に戻るけど

雷っつやぁ、群馬県は勿論だけど、埼玉を含めて北関東は雷の名所だ。
昔っから、「地震・雷・火事・おやじ」なんて言われて、おっかねぇものの代表格になってきた雷だけど、その雷除けの神様がある。

関東一円にある神社で、「雷電神社」っつう神社の総本宮がr群馬県にある。
雷電つうのは稲妻のことを言います。群馬じゃぁ「いなびかり」っつったっけなぁ。

この神社の場所は、群馬県邑楽郡(おおらぐん)板倉町。
群馬県をはばたく鶴の形に例えれば、くちばしの先っちょにあるんだ。

板倉町役場の北の方にあります。

この町にゃぁ、若いころ俺と仲が良かったT君が住んでいる・・・・そんなこたぁどうでもいいけど・・・。

a0290852_2234026.gif雷電神社本宮のことはここに ,
書いてあります。
これを全部理解したら宮司になれるくらい詳しく書いてあります。


主なところを抜粋しると
当神社の歴史は古く、1400年をさかのぼります。
主な御祭神(ごさいじん)は、天地に轟き、火と水の大いなる働きをつかさどりたもう、
火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)
大雷大神(おおいかづちのおおかみ)。
別雷大神(わけいかづちのおおかみ)です。
また、併せて、学問の神、管原道真公がおまつりされております。

創建は、推古天皇の御代、聖徳太子が天の神の声を聞いて、伊奈良(いなら)の沼に浮かぶ小島に祠(ほこら)を設け、天の神をお祀(まつ)りしたのが最初とされています。
伊奈良の沼は今当神社の鎮座するあたりです。

雷電神社総本宮社殿(板倉町)
a0290852_212396.jpg


たぶんなんか関係あるんだんべぇと思うけど、この神社の御祭神の中に、「別雷大神」とあるけど、、俺が今住んでる、静岡市の繁華街に、「別雷神社=わけいかづちじんじゃ」っつう神社がある。
a0290852_2045823.jpg

静岡はそんなに雷は多くはねぇけど、それでもこの神社は地元の人からは「いかづっつぁん」と呼ばれ、崇められている。
やっぱり雷はおっかねぇんだんべぇなぁ。

◎この記事は当ブログの読者 桜井さまからの情報を取り入れて作成しました。桜井さまいつもありがとうございます。

・・・・あぁ、調べてみたら静岡のこの神社は御祭神は「わけいかづちのかみ」だが、ここは、京都の「賀茂別雷神社=かもわけいかずちじんじゃ」の分社だったようだ。

他国者

群馬男はいろいろなこと知っているのです。
感心して読みました。





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by gunmaotoko | 2015-02-02 22:00 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 桜井 at 2015-02-03 11:57 x
ぶちゃる。
なっから。
おやげない。
~~みちょ。
~~きゃ。
ちゃよて(ハヤトウリの漬物)
は~て(風花)などなど、

僕等もまだ使いますが子供たちは使いません。

方言は聴きづらいけど、地域の特色であり、文化でもあると思います。

それを教えなかった大人の責任でしょう。

核家族化で疎遠になる。しゃべる機会がない。

携帯、パソコンで色々な情報が標準語で入ってくる。

早い話、家族団欒がないのが障害だと思います。

このままだと無くなるんじゃないかなぁ!

雷電って勇ましい響きがありませんか?

江戸時代に雷電という横綱がいましたね。
Commented by gunmaotoko at 2015-02-03 13:48
桜井さま
コメント有難うございます。
お寄せいただきましたネタ早速使わせていただきました。ありがとうございました。
横綱・雷電為右衛門のことも書こうかと思って資料を集めたのですけど、、長くなるんで、なっからいいんじゃねぇだんべぇかと思って、メモはぶちゃっちゃいました。
それこそ「下手の長談義」みちょうなことになるといげねぇと思ってなるたけ短くまとめるべぇと努力はしてるんだけど、学校んときっから作文が下手だったもんでだめなんさぁ。

こんな言葉を使う人は少なくなりましたね。でも実家の兄(大正生まれ)やその倅(還暦)とか、妙義町に嫁いだ姉はこんな言葉です、話していて嬉しくなります。

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群馬で生まれ群馬で育った男のブログ 今は故郷を離れ遠くの町から  こよなく群馬を愛する男と、群馬を全く知らないひととのブログです。


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