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群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2015年 08月 15日

群馬の嬬恋村キャベツ

(466)・・・・群馬はキャベツ大国・・・・・・・。


見てください素晴らしい景色を → 【クリック】
見渡す限りのキャベツです。
群馬県嬬恋村


高原キャベツで有名な嬬恋村は、標高700メートルから1400メートルに広がる日本­一の秋夏キャベツの産地です。
昼と夜の温度差が大きく、夏も平均して涼しいことから、甘くみずみずしいキャベツがで­きます。




キャベツはすずしい気候(きこう)を好(この)むので、冬は愛知県(あいちけん)、春は千葉県、夏は群馬県(ぐんまけん)などのすずしい高原で作られます。
群馬の嬬恋村キャベツ_a0290852_23214953.jpg


群馬の嬬恋村キャベツ_a0290852_23243348.jpg夏秋キャベツ全国生産量1位の群馬県では、8月~9月にかけて「夏秋キャベツ」の出荷が最盛期を迎えます。



群馬男

俺たちちいせぇ頃うちのおっかんは、キャベツのことを「玉菜(たまな)」っつったそして、俺のおとっつあんはキャベツのことを「かんらん=甘藍」」つった。

たまなっつう呼び方はその形を見りゃぁうなづけるけど甘藍はちょっとむづかしい呼び名だいなぁ。

群馬の嬬恋村キャベツ_a0290852_20222383.jpg

キャベツは最初の苗のうちからあんなふうに丸くなるわけじゃァない。
キャベツは畑に植えられてある程度育ってくると、ホルモンの関係で今まで外側に開いていた葉が、 内側に向きます。それが玉になる始まりです。
外側の葉っぱに包まれるようになっちゃうと、あとから出てきた葉っぱは柔らかくて弱いから、外側の丸くなり始めた葉っぱに逆らうこともできず同じように丸くなる
それから、玉の芯で新しい葉がどんどん作られて、大きくなりながら外側へ追いやられていきます。そこで外側の葉にせきとめられてそれ以上外へ行けなくなるので中が葉で詰まって玉になるのです。

ですから、外から見て大きくなっていても、そこで収穫してしまうと中がきちんと詰まっていない」 なんてことがありますから注意してくださいね。
そうかって、うんと実らせるべぇなんつって置き過ぎると一番最後に出てくるのは花を咲かせて種を付ける芯だから、そいつは外側の葉っぱなんかのいいなりにゃぁならねぇで、葉っぱを突き破って出てきちゃう。
これを「塔が立つ」って言うんだ。
キャベツは塔が立つと商品価値はなくなっちゃう。 人間はどうだか知らねぇけど・・・・。

俺が結婚してからしばらくして、近くの畑を借りて野菜を作ったことがあった。キャベツの苗を買って植えたら、いいキャベツができた。
すると町の八百屋が目を付けて、「あれをぜひ売ってもらいたい」と近所のおばさんを通して言ってきた。
自分じゃぁ何にも知らずに苗を植えたんだけどそれが春キャベツの柔らかいやつだったようで、八百屋はそれを見ただけでわかったんだいなぁ。そこそこいい金になったっけ。

残ったのをうちで食ってみたら、結構柔らかくって甘くって美味かった。

他国者

キャベツの栄養価と効能

群馬の嬬恋村キャベツ_a0290852_2175832.jpg


キャベツに含まれている栄養素は多く、ビタミンA、B1,B2,B3,B5,B6,B9、C、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛...などですが、中でもビタミンCがずばぬけて豊富で、大き目の葉二,三枚で大人が一日に必要とするビタミンCをカバーできます。
キャベツ特有のビタミンU(別名キャベジン)も多く含んでいます。熱に弱いので、生食で食べやすい春キャベツでこそ効果的にとることができます。また、ビタミンCやカルシウムは外側の葉と芯の近くの葉に多いので、芯まで残さず使い切りましょう。



by gunmaotoko | 2015-08-15 21:00 | Comments(0)
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群馬で生まれ群馬で育った男のブログ 今は故郷を離れ遠くの町から  こよなく群馬を愛する男と、群馬を全く知らないひととのブログです。


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