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群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2014年 12月 11日

来年の干支は

(342)初詣は羊神社へ


身近にあった羊神社

来年2015年は羊年てす。
年の初めには地元の氏神様やその年の干支にゆかりのある神社にお参りしますが、来年の干支「羊」に縁のある神社と言うのは、あまり聞いたことがなかった。

来年の干支は_a0290852_22203647.pngそれでもどこかにあるだろうと、探してみた、すると、何と群馬県にあった。
それも、俺の故郷「安中市」だった。
もっと驚いたことに、俺の妹が嫁いだ家からそんなに離れていないとこにあったのにはびっくりした。
来年の干支は_a0290852_2221397.png


来年の干支は_a0290852_22565183.jpg


この神社のご祭親は
天児屋根命
多胡羊太夫藤原宗勝

これは群馬県吉井町に伝わる伝説で、それは、奈良時代のこと、この地に役所に勤める、今でいう官僚がいた。
その名は多胡羊太夫。

羊太夫は、稲妻のような速さで走る家来とともに毎日、役所に通勤した。
馬を全速で走らせても、家来は付いてくる。
「どうしてこんなに早く走るのだろうか?」と不思議に思って、家来をよく見ると、家来の両肩に、太い毛がはえていた。

羊太夫は、いたづらこころからから家来の肩にはえている毛を抜いてしまった。
家来の男にとっては、この毛が翼だったのだ。
すると家来は走ることができなくなってしまったた。
家来が走らなくなってしまったので、羊太夫も役所に行く気がしなくなってしまった。

役所では出勤しなくなった羊太夫が何か悪事をたくらんでいると思い、大軍を差し向けて攻め滅ぼしたが、その後、悪いことはしていないことが明らかになり丁重に弔ったという。

そしてこの地に神社を建てて神として羊太夫を祭ったということだ。

何だかはっきりしない話だけど。

群馬男

この地は、妹の嫁ぎ先とはすぐ近くだし、俺のおっかさんの実家からも近いけど、この神社の話は聞いたことがなかった。
おっかさんの実家のちかくにゃぁもっとでっけぇ神社がある。
この間も、法事の時に、妹の旦那(義弟)に遭ったけど、この話をもうちっと早く知っていてら、義弟に聞いてみるとこだったけど。
そうかって、こんなことでわざわざ電話して聞いてみるんもわりぃし。

他国者

羊神社は群馬県安中市と愛知県名古屋市にもその名もズバリ!『羊神社』。

来年の干支は_a0290852_2257156.jpg


「羊」のイメージでは、どうしても神社に結びつきません。

猿なら「猿田彦神社」、犬なら「伊奴(イヌ)神社」、酉なら「前鳥(サキトリ)神社」、虎なら「虎柏(トラカシワ)神社」などと全国には、十二支にまつわる神社がいろいろあります。

他にも探せばあるのかも




by gunmaotoko | 2014-12-11 23:00 | Comments(0)
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