群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2014年 07月 15日
群馬男
俺のちいせぇころは、蛍のことを「ほーたる」っつった。
いまじゃぁ蛍っつやぁ見るもんだけど、俺のちいせぇころは、蛍っつうんはつかめぇて遊ぶものだった。
今考げぇると、あのこらぁ、今みてぇなプラスチックの虫かごなんかなかったから、紙袋か、自分で作った麦藁の虫籠だった。
だからあの「ほたるぶくろ」っつう花ん中に蛍ぅ入れて、提灯みてぇにしてあそんだんだ。
ホタルブクロ 2014-05-24
竹ぼうきぃ持ってたんぼ道ぃ追っかけまわして、うんととったつもりであとで中を見ると一匹もへぇっていねぇんだ、かごの編み方が悪いとかごの目のちいっとでっかいとこから逃げちゃうんだ。
あいつらだって、命がけだものなぁ。
有る時ほたるがうんと取れたんで、それを小っちぇえガラス瓶に入れてみたんだ。
結構明るかった、本に近づけると字が読めたなぁ、
だけどそんなんで勉強すべぇなんつう気にゃぁなれなかった。
あん時勉強する気になっていりゃぁ、今頃は・・・・そんな話はよすべぇ。
こんな思い出のある俺が・・・・・・・
こないだ滝を見に山間地の集落に行ったんだ、そうしたら、その滝のある沢の入り口に看板が立っていた。
ぐんま県でもあっちこっちで、蛍の幼虫を育てているようだけど、こんなことをしなくっちゃぁ蛍が見られねぇ世の中になっちまったんだと思うと、寂しいな
この写真の看板は俺が作ったんだけど、こんな意味のことが書いてあった。
群馬県にゃぁほたる観賞スポットがこんなにある。
育てた人の苦労を考えながら観賞してぇもんだいな。
他国者
ほーほー ほたる来い あっちの水は苦いぞ♪♪♪
こっちの水は甘いぞ ほーほー ほたる来い♪♪♪
の歌詞の「ほたるこい」は秋田県のわらべ歌です。
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす
(271)ほぉ・ほぉ・ほーたる来い
群馬男
俺のちいせぇころは、蛍のことを「ほーたる」っつった。
いまじゃぁ蛍っつやぁ見るもんだけど、俺のちいせぇころは、蛍っつうんはつかめぇて遊ぶものだった。
今考げぇると、あのこらぁ、今みてぇなプラスチックの虫かごなんかなかったから、紙袋か、自分で作った麦藁の虫籠だった。
だからあの「ほたるぶくろ」っつう花ん中に蛍ぅ入れて、提灯みてぇにしてあそんだんだ。
ホタルブクロ 2014-05-24
竹ぼうきぃ持ってたんぼ道ぃ追っかけまわして、うんととったつもりであとで中を見ると一匹もへぇっていねぇんだ、かごの編み方が悪いとかごの目のちいっとでっかいとこから逃げちゃうんだ。
あいつらだって、命がけだものなぁ。
有る時ほたるがうんと取れたんで、それを小っちぇえガラス瓶に入れてみたんだ。
結構明るかった、本に近づけると字が読めたなぁ、
だけどそんなんで勉強すべぇなんつう気にゃぁなれなかった。
あん時勉強する気になっていりゃぁ、今頃は・・・・そんな話はよすべぇ。
こんな思い出のある俺が・・・・・・・
こないだ滝を見に山間地の集落に行ったんだ、そうしたら、その滝のある沢の入り口に看板が立っていた。
ぐんま県でもあっちこっちで、蛍の幼虫を育てているようだけど、こんなことをしなくっちゃぁ蛍が見られねぇ世の中になっちまったんだと思うと、寂しいな
この写真の看板は俺が作ったんだけど、こんな意味のことが書いてあった。
群馬県にゃぁほたる観賞スポットがこんなにある。
育てた人の苦労を考えながら観賞してぇもんだいな。
他国者
ほーほー ほたる来い あっちの水は苦いぞ♪♪♪
こっちの水は甘いぞ ほーほー ほたる来い♪♪♪
の歌詞の「ほたるこい」は秋田県のわらべ歌です。
by gunmaotoko
| 2014-07-15 08:00
|
Comments(2)
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by
群馬女
at 2014-07-17 16:07
x
こんにちは。
蛍など、もう何十年見ていないでしょう。私も子どもの頃、この籠をよく編みましたよ。たぶん実家の近辺にはもう生息していないと思います。「せき」と呼んでいた用水路には、蛍の幼虫の餌になるカワニナがたくさんいましたが、堰はほとんどコンクリートで囲まれてしまいましたし、裏山の上にはゴルフ場ができてしまったので、農薬の影響で蛍が住める環境ではないでしょう。子どもの頃は、用水路でシジミも採れたんですけどね。利便性や娯楽と引き換えに、かけがえのないものを失っているような気がしますけど、地元の人にとっては、まず生活が優先ですから、ふる里の変容は地元を離れた者には、何か一抹の寂しさがあります。
蛍など、もう何十年見ていないでしょう。私も子どもの頃、この籠をよく編みましたよ。たぶん実家の近辺にはもう生息していないと思います。「せき」と呼んでいた用水路には、蛍の幼虫の餌になるカワニナがたくさんいましたが、堰はほとんどコンクリートで囲まれてしまいましたし、裏山の上にはゴルフ場ができてしまったので、農薬の影響で蛍が住める環境ではないでしょう。子どもの頃は、用水路でシジミも採れたんですけどね。利便性や娯楽と引き換えに、かけがえのないものを失っているような気がしますけど、地元の人にとっては、まず生活が優先ですから、ふる里の変容は地元を離れた者には、何か一抹の寂しさがあります。
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by
gunmaotoko at 2014-07-17 23:09
群馬女さま
コメント有難うございます。
頂いたコメントを読んでいるとまるで私が書いたコメントみたいに感じました。
おそらくあなたの故郷と私の故郷は、かなり近いのだと思います。 セキも知っていますよ。磯部の変電所の上を流れていた川でしょう。
久しぶりで聞いた懐かしい言葉でした。
今はあのあたりでは、養殖した蛍しか見ることはできないでしょうね。
どこの田舎もそうですが、我が故郷も帰るたびに変わっています。仕方ないのでしょうね
コメント有難うございます。
頂いたコメントを読んでいるとまるで私が書いたコメントみたいに感じました。
おそらくあなたの故郷と私の故郷は、かなり近いのだと思います。 セキも知っていますよ。磯部の変電所の上を流れていた川でしょう。
久しぶりで聞いた懐かしい言葉でした。
今はあのあたりでは、養殖した蛍しか見ることはできないでしょうね。
どこの田舎もそうですが、我が故郷も帰るたびに変わっています。仕方ないのでしょうね