群馬出身の望郷男と、群馬県のこと知らない他国者が、勝手に書き込んでいるブログです
2013年 07月 26日
他国者
特に群馬県と言うことではないですが、群馬県の方には「樫ぐね」と言うものがある。
群馬男は知ってるかなぁ。
これも知らないなんてことになると、群馬男の称号は剥奪・・・・・・。
また落ち込むといけないから脅かすのはやめましょう。
他国者がネットから得た知識ですが・・・
樫ぐねとは・・・
冬の強い季節風(からっ風)から屋敷の中の建物を守るための「屋敷林」の一種で、屋敷の北と西の両側に設けられた 樫(カシ)の木によるる生垣のことです。
昔の人の知恵で、母屋の屋根の高さに合わせてあり、屋根瓦を飛ばされない為の工夫なのです。
こんな立派な「かしぐね」を持つ家もある(前橋市ホームページ)
下が土壁漆喰塗り、でその上は樫ぐねになっている。
屋敷林と言えば、富山県砺波平野の散居村の屋敷林は、中学のころに社会科で習ったけど、この樫ぐねは、あれよりももっと暴風効果を狙った巨大な生け垣なんです。
参考資料 砺波平野の散居村
きっと群馬男は見たことはあると思うけど・・・・・・
群馬男
わぁぁ、樫ぐねかぁ、懐かしい言葉がでてきたなぁ。
見たことがあるかなんつう話じゃぁねぇでぇ、何を隠そう、おらぁ18歳まで「樫ぐね」に守られて育ってきたようなもんなんだぃ。
俺の実家は集落の一番西のはずれにあって、その西は畑と桑ばら(桑畑)だった。
だから、「浅間おろし」の風当たりはものすごかった。
だから、俺んちの北側は竹藪、西側は30mくれぇの長さでクランク型に樫ぐねがあったんだぃ。
かなり古い樫ぐねだったから、樫の木の太さも半端じゃなかったぃ。
根元の直径は20~30cmくれぇあったなぁ。
おらぁ初めは、樫くねっつんは、冬のからっかぜからうちを守るためのもんだから、こらぁ冬が旬の話だんべぇと思ったけんど、よーくかんげぇて(考えて)みると、空っ風だけじゃぁなく台風の風だって防いでいるんだいのぉ、だからこの話題はオールシーズンつうことだったんだい。
ところで樫ぐねっつうんは写真で見るようにでっけぇもんだけんど、その樫ぐねの「くね」の部分のはなにかっつうと、こらぁ、普通は柵とか垣根とかゆうけど、うちのほうじゃぁくねっつった。
そのくねを樫の木で作ったから樫ぐねなんだぃ。
また俺の下手な絵だけんどいわゆる「くね」っつうのはこんなもんだぃ。
この柱(杭)と竹を縛り付けるときの結び方を「垣根結び」っつうんだい。
おらぁ小せぇ時におじいさんにおさぁった(教わった)から知ってるぜ。
とにかくここで樫ぐねの話がでるたぁ思わなかった。なんだかうれしいような懐かしさで、つい下手な絵まで描いちゃったぃ。
そうそう、うちにゃぁ、おじいさんの代に建てた土蔵と、もっと古い土蔵とふたつあったんだけんど、その古い方の土蔵の屋根の太い骨組みと、すぐ横の太い樫の木が、太い針金で結んであったんだぃ。
有る時おらぁおじいさんにきいたんだ
「おじいさん、この蔵の屋根はどうして樫の木とつないであるん?」
おじいさんは笑いながら
「別に屋根が逃げていくから繋いであるんじゃぁねぇんだ、蔵っつうなぁなぁ、うちと屋根がくっついていねぇで、載っけてあるだけなんだ、。だから風に飛ばされねぇ様に繋いであるんだ」
おらぁ「ふぅーん」と答えたが、そん時は意味が解んなかった。今は解る。
土蔵の屋根が飛ばされるくらいに、浅間おろしは強い空っ風なんだ。
その強い浅間おろしから家を守る樫ぐねはつよいものなんだ。
そしてその浅間おろしに絶えながら育った俺は・・・・・・えっへん。それ以上言わせるない。
他国者
かしぐね:冬の強い季節風(からっ風)を防ぐため、屋敷の北と西の両側に設けられた カシの木によ. る生垣のこと
群馬男の台風を防ぐという話ですが・・・
台風の風は南東からの風が強い 北からの風は聞いたことがないのですが・・・・
群馬男
そういわれてみりゃぁ確かにそうだいのぉ。
こりゃぁ俺の考え違い、ゴメン・・ペコリ。素直な群馬男
他国者
こんなに高い 垣根?植木?
ビックリです。
樫ぐね(かしぐね)
(99)風よけの垣根 樫ぐね(かしぐね)
他国者
特に群馬県と言うことではないですが、群馬県の方には「樫ぐね」と言うものがある。
群馬男は知ってるかなぁ。
これも知らないなんてことになると、群馬男の称号は剥奪・・・・・・。
また落ち込むといけないから脅かすのはやめましょう。
他国者がネットから得た知識ですが・・・
樫ぐねとは・・・
冬の強い季節風(からっ風)から屋敷の中の建物を守るための「屋敷林」の一種で、屋敷の北と西の両側に設けられた 樫(カシ)の木によるる生垣のことです。
昔の人の知恵で、母屋の屋根の高さに合わせてあり、屋根瓦を飛ばされない為の工夫なのです。
こんな立派な「かしぐね」を持つ家もある(前橋市ホームページ)
下が土壁漆喰塗り、でその上は樫ぐねになっている。
屋敷林と言えば、富山県砺波平野の散居村の屋敷林は、中学のころに社会科で習ったけど、この樫ぐねは、あれよりももっと暴風効果を狙った巨大な生け垣なんです。
参考資料 砺波平野の散居村
きっと群馬男は見たことはあると思うけど・・・・・・
群馬男
わぁぁ、樫ぐねかぁ、懐かしい言葉がでてきたなぁ。
見たことがあるかなんつう話じゃぁねぇでぇ、何を隠そう、おらぁ18歳まで「樫ぐね」に守られて育ってきたようなもんなんだぃ。
俺の実家は集落の一番西のはずれにあって、その西は畑と桑ばら(桑畑)だった。
だから、「浅間おろし」の風当たりはものすごかった。
だから、俺んちの北側は竹藪、西側は30mくれぇの長さでクランク型に樫ぐねがあったんだぃ。
かなり古い樫ぐねだったから、樫の木の太さも半端じゃなかったぃ。
根元の直径は20~30cmくれぇあったなぁ。
おらぁ初めは、樫くねっつんは、冬のからっかぜからうちを守るためのもんだから、こらぁ冬が旬の話だんべぇと思ったけんど、よーくかんげぇて(考えて)みると、空っ風だけじゃぁなく台風の風だって防いでいるんだいのぉ、だからこの話題はオールシーズンつうことだったんだい。
ところで樫ぐねっつうんは写真で見るようにでっけぇもんだけんど、その樫ぐねの「くね」の部分のはなにかっつうと、こらぁ、普通は柵とか垣根とかゆうけど、うちのほうじゃぁくねっつった。
そのくねを樫の木で作ったから樫ぐねなんだぃ。
また俺の下手な絵だけんどいわゆる「くね」っつうのはこんなもんだぃ。
この柱(杭)と竹を縛り付けるときの結び方を「垣根結び」っつうんだい。
おらぁ小せぇ時におじいさんにおさぁった(教わった)から知ってるぜ。
とにかくここで樫ぐねの話がでるたぁ思わなかった。なんだかうれしいような懐かしさで、つい下手な絵まで描いちゃったぃ。
そうそう、うちにゃぁ、おじいさんの代に建てた土蔵と、もっと古い土蔵とふたつあったんだけんど、その古い方の土蔵の屋根の太い骨組みと、すぐ横の太い樫の木が、太い針金で結んであったんだぃ。
有る時おらぁおじいさんにきいたんだ
「おじいさん、この蔵の屋根はどうして樫の木とつないであるん?」
おじいさんは笑いながら
「別に屋根が逃げていくから繋いであるんじゃぁねぇんだ、蔵っつうなぁなぁ、うちと屋根がくっついていねぇで、載っけてあるだけなんだ、。だから風に飛ばされねぇ様に繋いであるんだ」
おらぁ「ふぅーん」と答えたが、そん時は意味が解んなかった。今は解る。
土蔵の屋根が飛ばされるくらいに、浅間おろしは強い空っ風なんだ。
その強い浅間おろしから家を守る樫ぐねはつよいものなんだ。
そしてその浅間おろしに絶えながら育った俺は・・・・・・えっへん。それ以上言わせるない。
他国者
かしぐね:冬の強い季節風(からっ風)を防ぐため、屋敷の北と西の両側に設けられた カシの木によ. る生垣のこと
群馬男の台風を防ぐという話ですが・・・
台風の風は南東からの風が強い 北からの風は聞いたことがないのですが・・・・
群馬男
そういわれてみりゃぁ確かにそうだいのぉ。
こりゃぁ俺の考え違い、ゴメン・・ペコリ。素直な群馬男
他国者
こんなに高い 垣根?植木?
ビックリです。
by gunmaotoko
| 2013-07-26 00:00
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